一人親方特別加入制度で万が一に備えよう

私は最近まで一人親方特別加入制度というものの存在を知りませんでした。もっと労災保険の事をちゃんと勉強しておけば良かったと後悔しております。

若い頃からずっと一人で小さなお店を切り盛りしてきて、荷物を運ぼうとして怪我をした事もありました。しかし、私のような経営者は従業員もいないので労災保険に入る事が出来ず、怪我の治療費は自腹で支払うしかなかったのです。 誰も雇っていませんので、私が怪我の治療をしている間はお店も閉めなくてはいけません。ただでさえ治療費の負担があるのに、休んでいる間は無収入というダブルパンチはかなり痛かったですね。なんとか労災保険に代わるものはないのか・・・と思い探してみたところ、この一人親方特別加入制度の事を知ったわけなんです。

私は早速この制度の事をインターネットや本で調べました。すると、やはり私のような従業員を雇っていない経営者が入る事が出来る労災保険だという事が判明。ぜひすぐ入ろうと加入したんですね。手続きもそう難しいものではなく、思ったより簡単でびっくりしました。

その後も何度かちょっとした怪我をしたんですが、この一人親方特別加入のおかげで治療費は全額負担して貰えました。お金の問題だけではなく、家族が安心して暮らしていくためにもこの一人親方特別加入制度はとても心強い味方になりますね。知り合いにもたくさん私のような経営者がいますので、ぜひこの制度の事を勧めてあげたいと考えております。